写真は、今ある幸せに気づくためのレンズ

先日、カメラレッスンの生徒さんたちと
北加賀谷へ撮影実習に行ってきました。

そのときにふと思い立って訪れたのが
私が大好きな「背景屋&誇りを照らす魂コーチ」
大浦さちこ先生のアトリエ。

私にとってめちゃくちゃ心が躍る、
特別なあこがれの場所です。

アトリエには、作品づくりに欠かせない道具たちや
長い年月をかけて積み重ねられた仕事の跡がたくさんあります。

生徒さんたちは
それぞれの視点で夢中になってシャッターを切っていました。

窓から差し込む光
使い込まれた道具
ペンキの跡が残る作業台
壁や棚の質感。

夢中でレンズを向けながら
その場に流れる空気を感じ取っている様子が印象的でした。

後日、さちこ先生がSNSにこんな投稿を書いてくださいました。

「当たり前に、慣れ過ぎていて価値に気づけないでいたモノの魅力を発掘してもらった」

その言葉を読んで、とても嬉しくなりました。

なぜなら、アトリエにあったものは何ひとつ変わっていないからです。

長年使い続けてきた道具も
作品を生み出す作業台も
そこに流れる空気も。

ずっと前からそこにありました。

変わったのは、そこに向けるまなざし。

写真には、そんな力があるのだと思います。

写真を学ぶ本当の意味

カメラを始めると、多くの方が

「もっと上手に撮りたい」
「素敵な場所へ行きたい」
「良いカメラが欲しい」

と思います。

もちろんそれも楽しいことです。

でも、私が長年写真を続けてきて感じるのは、

写真の本当の魅力は、
目の前にあるものを丁寧に見る力を育ててくれること。

朝の光の美しさ。
何気ない食卓。
季節の花。
家族の笑顔。
毎日使っているお気に入りの道具。

それまでは見過ごしていたものが
写真を始めることで急に輝いて見えてくることがあります。

「こんな光が入っていたんだ」
「こんなにきれいな色だったんだ」
「この時間って幸せだったんだ」

そんな発見が増えていくのです。

今ここにある豊かさ

私たちはつい、
もっと何かが必要だと思ってしまいます。

もっと時間があれば。
もっとお金があれば。
もっと素敵な場所へ行けたら。

でも本当は、

今いる場所にも、
今の暮らしにも、
今の自分にも、

たくさんの宝物があるのかもしれません。

写真はそれを教えてくれます。

だから私は、
写真を「上手に撮る技術」だけではなく、

写真を通して世界を見る楽しさや、
日常の中にある幸せに気づく視点もお伝えしたいと思っています。

次回のカメラレッスンについて

現在開催中の3か月伴走カメラレッスンも
まもなく一区切りを迎えます。

次回は秋頃を目安に
新しい受講生さんを募集する予定です。

カメラの知識や設定だけではなく、

・写真を見る目を育てたい
・日常をもっと楽しみたい
・好きなものを自分らしく表現したい
・写真仲間と一緒に学びたい

そんな方にお越しいただけたら嬉しいです。

写真は、
特別な人生を撮るためのものではなく、
今ある人生の美しさに気づくためのもの。

そんな想いを大切にしながら
次回のレッスンも準備していきたいと思っています。