3か月伴走カメラレッスン Episode3
最初に教わったのは、カメラの機能ではありませんでした。
3か月伴走カメラレッスンの振り返りシリーズ
今日はEpisode 3です。
Episode1では
皆さんとの「はじめの一歩」を。
Episode2では、講座が始まる前に皆さんが抱えていた不安や
「それでもやってみたい」と一歩踏み出してくださった想いを書きました。
そして今回は、その3か月をどんな想いで進めていったのかをお話ししたいと思います。

「ちゃんと教えなきゃ」と思っていました。
実は講座を始める前の私は
きちんとしたレジュメを作ろうと思っていました。
カメラの機能を順番に説明して
基礎から丁寧にお伝えする。
写真教室なのだから
そうしなくちゃ…と。
でも、講座生の皆さんのスタートラインがが違うし
どうすれば一番いいのかなと迷っていました。
が。
講座スタート前に
尊敬するクリエイターさんが
こんなことを言ってくださったのです。
「皆さんは、レジュメをもらうためではなく、りえさんと一緒に写真を楽しみたくて来てくださるんじゃないかな。」
「よくある写真教室のようなことは、きっと求めていないと思うよ。」
その言葉を聞いた瞬間、
「あぁ、私はまた"ちゃんとしなきゃ"に縛られていたんだ。」
そう気づきました。
順番を変えてみよう。
実は、講座が始まる前に
ある受講生さんがこんなお話をしてくださいました。
以前、カメラのレッスンに参加されたことがあったそうです。
でも、その時は分からないことがあっても
聞き返せないまま時間が過ぎてしまい
結局理解できないまま終わってしまったのだとか。
だから今回は、
「紙と鉛筆を用意して、
一つひとつ書き留めながら覚えようと思っていました。」と。
そのお話を伺って、
「そうだったんだ。」
と、これまで単発レッスンで感じていたことと重なりました。
皆さんは、
決して学ぶことが苦手なのではありません。
「もっと分かりたい。」
「もっと写真を楽しみたい。」
その気持ちを、
ずっと持ち続けてこられたのです。
だから私は
最初から全部を覚えなくてもいいと思いました。
忘れたら、また聞けばいい。
分からなくなったら、もう一度一緒に撮ればいい。
「今日は撮れた。」
「カメラって楽しい。」
そんな小さな喜びを積み重ねていけば
きっと自然と
「もっと知りたい。」
という気持ちが生まれてくる。
私は、その順番を
大切にしたかったのです。

一人ひとり違うから。
もちろん、それは簡単なことではありませんでした。
なぜなら受講生さんは
それぞれスタート地点が違います。
カメラ歴も違えば、
撮りたいものも違う。
だから進むペースも、
一人ひとり違いました。
マンツーマンでやり取りもしながら、
撮影会では仲間と一緒に撮り、
作品を見ながらお話をする。
気づけば、この3か月は私自身も
これまでで一番たくさん皆さんと写真を撮り
一番たくさん写真の話をした時間になっていました。

アンケートを読んで驚きました。
講座を終えていただいたアンケート
「意外だったことって何ですか?」の回答に
こんなお声がありました。
「カメラ機能の使い方から入らずに、必要なポイントだけを教えていただき、そこからカメラを撮ることの楽しさを実践しながら教えてくださるやり方が意外でした。」
また、こんな言葉もありました。
「カメラってもっと設定や技術の話が中心なのかなと思っていました。でも実際には『どう見るか』『どこを切り取るか』という感覚の部分も大きいんだと感じました。」
そして、思わず笑ってしまったのが…
「利恵さんがめちゃくちゃ撮影会に付き合ってくれること(笑)。」
本当にそうでした(笑)。
この3か月は、お休みの日も撮影会。
一緒に歩き、一緒に悩み、
一緒に笑いながら写真を撮る時間がたくさんありました。
本当に楽しかった!
まずは、写真を好きになること。
私は、
カメラの機能を覚えていただくことが
ゴールではないと思っています。
まずは写真を好きになること。
私は、
カメラの機能を覚えていただくことがゴールではないと思っています。
まずは写真を好きになること。
「今日はカメラを持って出かけよう。」
そんな日が少しずつ増えていくこと。
そして、
いつもの景色が、少し違って見えるようになること。
それが、私にとって何より嬉しいことです。
次回予告
Episode 4
「同じ景色なのに、こんなにも違う。」
撮影会で私が何度も驚いたことがあります。
それは、同じ場所に立っているのに
一人ひとりまったく違う写真が生まれること。
仲間と一緒だからこそ広がった視点について
お話ししたいと思います。

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